The Log

普段ふと書きたくなった時に書くLog。これまでのことかもしれないし、これからのことかもしれないし、今のことかもしれない。

本を読む

1日に2回更新するのもどうかと思ったが、ふと思い至ったので書くことに。今回の内容は「読書について」に決定。 何故「読書」なのか? 理由としては、これまでそれなりに本を読んできて疑問が浮上してきたからである。

皆さんは本を読む時にどのように読むだろうか。またどのような環境で本を読むだろうか。自分はどこでも読むが、場所によって本の内容の入り方が違うとも思う。例えば朝の通勤電車内と誰もいない公園や自宅(個人が落ち着く場所)を比べてみる。通勤列車の中で本を読む動機は2つあると考えていて、1つは「時間があるから」でありもう片方は「興味深い、続きが気になる本であるから」というものである。本を読む時にどちらがいいかというと、後者のような気がしないだろうか。前者は「本を読む」というより「並べられた文字列を見る」という方が近いのではないだろうか。自分の中では本を読む際に「本に入り込む」という行為も生じていると思っていて、動機とモチベーション的な問題で前者は少し良くない気がする。
次に、個人の落ち着く場所での読書について考える。これは個人が「本に入り込みやすい」場所であると思われるので、特に言及しない。
以上2つほどあげたが、音楽などがこれに付随して本に入り込みやすくなるのではないだろうか。因みに自分は環境音が好きなのであまり電車の中では読まない。電車内だとどちらかというと漫画などが多い気がする。

ここまで読書の環境について少し自分の考えを述べたが、一体自分は何をブログに書こうとしているか? それは「本の流れ」について考えたからである。この「本の流れ」は今現在自分に降りかかっていると思われる大きな問題だ。
この「本の流れ」はプレゼンの見易さや説明、研究提案などにすごく反映されていくと思う。下手な人のプレゼンは、字数が多い・レイアウトが汚いなどの問題もあるが順番がおかしい・問題提起とそれに対する提案とのミスマッチ、などがあると考える。何故これが起こるのかと考えた時、その人(自分)の頭の中で「流れ」が形成されていないからだと感じた。この「流れ」が形成されていないと、いきなり話題が飛んだり多すぎてどこに焦点を当てたらいいか、問題とかけ離れていくなどの事態が起こる。 しかし本を少しでも読んだり、読まなくとも考えたりする人はこれが絶対に起こりえない。何故かというと、「導入から先の流れ考えながら作る」からだ。この誰でもできることが自分には全くできていないと最近感じている。これの原因を考えて見たところ、自分は「本の内容を知っているだけ」だと考えた。つまり本の内容は入っているが、「流れ」が途中で崩れ去ってしまい、箇条書きみたいな状況が出来上がってしまっているのかもしれない。非常に良くないことだ。確かに思い返してみると、自分は本の名前を出されると主な内容は全て言えるが、流れで説明するとなると絶望的に下手であると感じた。これは「流れ」を読めていないことになる。読めなければ当然説明もできない。また、そこから想像も出来なくなっている。そのモノ・提案が出てくるまでの「流れ」を理解していないのだから、どれだけその内容に惹かれて挑戦してみようと思っても自分ではアウトプット出来ないのだ。内容だけを知っていても全く意味がない。
このようなことがあると、思いつき・突飛な研究提案を先に作ってしまい、無理矢理に問題や背景をこじつけてしまう。自分は今まで本を読んでいなかったと言えるだろう。

今回これを書くきっかけに至ったのは初の同人誌制作(合同誌)と研究室におけるテーマ提案だ。テーマ提案にて問題背景から多くの飛び火をし、どれが中心なのか全く掴めていなかった。先生にも大変申し訳ない。多くのことを先生や先輩、同期や後輩と話したいが、これからは議論する時に「流れ」を組み立てていきたい。また、本も前述したよりよい環境でさらに「流れ」を意識して読むことにする。正直、このブログの流れすらも大分危ういので着実にしていきたいと思う。